阿蘇山ロープウェー技術員 家入崇義

掲載された内容は取材時のものです。

雨あがりの朝の空、五岳の輝きに息をのむ。

阿蘇山ロープウェー技術員
家入崇義

阿蘇山ロープウェーは、昭和三十三年に世界ではじめて活火山に架けられたロープウェーだ。
登山バスの終点・阿蘇山西駅から火口縁の火口西駅まで高低差一〇八メートルをおよそ四分揺られていく空中遊覧である。
いまなお噴煙をあげる中岳火口の東側に向かって登り、眼下には阿蘇ならではの大パノラマ。
技術員スタッフのひとり家入崇義さんは、人びとのそうした痛快なひとときの安全を見守ります。
雲海も見事だけれど……、と若き技術員は言う。
雨がひとしきり降ったあとの翌朝の阿蘇五岳は、すばらしい。
「透明感の奥行きのなかに、威風堂々とした山の姿が浮き上がります」
ほれぼれして、つくづく自分の仕事を祝福したくなるのだ。