掲載された内容は取材時のものです。
「調伝」は、誉めること・尊敬すること、そして豊かな自然が欠かせない。
夢★大地グリーンバレー
梅木康裕
馬を調教するとは言わない。
調伝という造語を編み出した。
「教えられるという姿勢からは受け身しか生まないが、伝えられたら自ら考えなければならない」
そう、この「調から伝へ」の「馬のトレーニング」は人間の教育論に通じます。
ラガーマンだった梅木康裕さんは、大学卒業後ホテル学校で学ぶ。
九州全体の観光地図を作っていたら、
「阿蘇が浮きあがって迫ってきました」
その渦中に入ってみようと、知人もいない地に飛びこみ、やがて乗馬クラブを立ち上げた。
だれもが驚くような、素直なゆったりした馬を育て上げます。
それには誉めること・尊敬することと、豊かな自然が欠かせない。なるほどやはり、人間教育論です。